「借金総額、350万円。」その経緯①

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総額350万円。

三十代半ばの私が、派手な散財や浪費もせず、深刻なバクチ狂いでもないのに、淡々と積もらせてしまった借金額です。

大胆にも先に結論を言ってしまうと、最終的には「Sky綜合法律事務所」という事務所で、三崎恒夫という弁護士さんに出会って理想的に解決するんですが、そこまで相当な紆余曲折がありました。

 

自らを戒める備忘録として、そして少しでも同じ苦しみを持つ仲間の希望になればと思い、自分の“恥”である借金を積もらせてしまった経緯も含めて、記してみようと思います。

◆始まりは緩やかに(借金額0~50万円)

20代後半。何かのキャンペーンで、なんとなく作った消費者金融のカード。
しばらくは使うこともなく持っているだけでしたが、ある時飲み会に行く時に懐が寂しくて、念のためにと5千円だけ借りたのが最初の借金でした。

翌月に一括返済すると、利息は100円程度。
安っ!ってか、これ自分の口座から貯金を下ろす時の手数料より安くない?
それまで「消費者金融で借りるのはクズ」みたいな偏見があったんですが、この体験で「意外とオトク、上手く付き合えば便利なもの」という意識になりました。
そう、実際上手く付き合えば良かったんですが…

その後は、特に何を買ったとかでもなく、生活費が少し足りないから、1万~数万円だけ借りては返す、の繰り返しが7~8年間続いていました。
その間は「常に数万円の借金はあるが、やりくりの範囲内」という感じでしたが、友人の結婚式が2つ重なった時に、まとめて20万円借りたところで借金生活が加速。
その結婚式の1つが実家時代の友人で、遠方なので里帰りも兼ねてプチ旅行という感じになり、昔の同級生の前で見栄も張りたくて、ちょっと多めに借りてしまいました。

これをキッカケに、なんとなく「やりくり」の範囲が大きくなり、気付けばずるずると限度額の50万円いっぱいの借金を重ねることに。
しかも恐ろしいことに、ボーナスで10万円返しても残り借金が40万円もあるのに、「あと10万円借りられる」という考えをするようになってしまいました。
結局、残債は40万と50万の間を行ったり来たり、というのがしばらく続きます。

◆限度額が倍に、感覚がマヒし始める(借金額50~100万円)

そんなある日、10年近く使っていた家の洗濯機が壊れて買い替えが必要になりました。
クレジットカードで買おうとも思いましたが、一括で払うあてもなく、ネットでなんとなく「リボ払いの怖さ」を伝え聞いていた私は、消費者金融の限度額拡大という手段を思い付きます。

恐る恐る限度額拡大を申請してみると、拍子抜けするほどあっさり100万円になりました。
一応嘱託社員として働いていて身元はしっかりしていることと、これまで返済は順調だったからでしょうか。しかし結果的には、これが間違いのもとでした。

限度額50万円の時と同じように、限度額から逆算した残りの借り入れ可能額が、まるで自分の貯金かのように思う状態が続いていたのです。
月々2~3万円程度の返済も、収入の中から無理なく払うというよりは、特に意識せず生活して、足りなければさらに借金して払う、というルーティンになってしまいます。
この頃は既にだいぶ感覚もマヒしていて、2万数千円の支払いのために、5万円借りて、残りは飲み食いで使ってしまう、という有り様でした。

いよいよ、再度の限度額が近づいてきました。
月々2万程度の返済が4万円を超え、手取り17~18万の身にはジワリとのしかかります。
支払い日が近づくとピリピリして、今月の給料が幾らで返済すると幾ら残るから、次の給料日まで幾らで過ごすかを計算するようになりました。
そのぶんストレスも溜まるので、友人や同僚に飲みに誘われると、もれなく行ってしまう、そのため「次の給料日まで幾らで過ごす」の予定はすぐに狂って、また借り入れをしてしまう…の悪循環に陥ります。

「借金総額、350万円。」その経緯②に続きます

※この後の記事で詳細説明しますが、以下のリンクは私が債務整理の相談をして、解決した事務所「Sky綜合法律事務所」のリンクです。

「Sky綜合法律事務所」➡ https://sky-saimuseiri.jp/rd/2